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オープンハウスがやばい?家の欠陥や不正11選まとめ【不祥事一覧】

2023年6月15日、『文春オンライン』がオープンハウスの欠陥住宅トラブルを報じてはや1ヶ月。

わずか1ヶ月ちょっとの間に11個もの欠陥住宅や不正・パワハラなどの不祥事が明らかになっています。

世間はビッグモーターの保険金不正水増し請求に注目していますが、実は同時にオープンハウスも様々な告発が相次いでいるのをご存知でしょうか?

▼この記事でわかること▼

・オープンハウスの欠陥住宅・不正・不祥事11個
・オープンハウスの対応

同じく告発が相次いでいるビッグモーターについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ビッグモーター不祥事一覧|10選まとめ!不正があった店舗はどこ?【最新更新中】

目次

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事11選まとめ

それではさっそくですが、オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事をまとめてみていきましょう。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事①:キッチンの床が傾いている

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事1個目はキッチンの床が傾いているです。

2022年9月、神奈川県でオープンハウスの住宅を見学に行った人物が、キッチンの床が傾いていることに気がつきました。

実際にレーザー水平器で測ったところ明確に傾いていたそうです。

購入を検討していたため、現場監督に傾いていることを伝えたところ「会社に戻って対応させてください」と言われ、担当者からの連絡を待ちました。

そして連絡が来たかと思えば「我が社の見解では傾いていません」との回答だったのです。

しかし、レーザー測定器で測って傾きを確認した上での問い合わせだったため何度か問い合わせましたが、オープンハウス担当者の姿勢は変わらずで不動産会社と相談をして左官作業で見た目をまっすぐに見せることで落ち着きました。

左官作業とは‥
モルタル(セメント・砂・水を混ぜたもの
)や壁土などを使って床や壁を塗り固める工事のこと。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事②:新築なのに壁や床に無数の傷

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事2個目は新築の壁や床に無数の傷がついているです。

オープンハウスで新築の家を購入し、家に入ったら壁や床に無数の傷がついていることを発見したのです。

そのほかにも、壁紙の貼りが甘く剥がれている部分があったり、ネジがしっかりしまっていないなどの欠陥も同時に発見したそうです。

ざっと数えて250箇所も欠陥があったと告発者は話しています。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事③:キッチン床の柱がない

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事3個目はキッチンの床の柱がないです。

家を購入後、キッチンの床の凹凸が気になり一級建築士に調査を依頼。

すると、キッチン床の凹凸は床に柱がないからではないか?と報告を受けたのです。

この凹凸により、冷凍庫が閉まらず半解凍になってしまうという実害も発生しており、深刻な問題です。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事④:外壁に小さな穴が空いている

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事4個目は外壁に小さな穴が空いているです。

しかも、穴が空いている場所は水の浸入を防ぐシーリングのすぐ横だったというのです。

シーリングとは‥
シーリングは、簡単にいうとコーキング材という液体を、
外壁材同士の隙間に注入し隙間を埋める工事のこと

言葉だとイメージ湧かないですけど、この画像を見るとイメージしやすいのではないでしょうか?

外壁の補修以外にも窓枠などにも使われているシーリングですが、今回は雨の侵入を防ぐためのシーリングの近くに穴が空いていました。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事⑤:外壁とブロック塀の感覚が異様に狭い

©️文春オンライン

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事5個目は外壁とブロック塀の感覚が異様に狭いです。

何がダメなの?と疑問を持つ方もいるでしょうから解説すると、上記画像のように外壁とブロック塀の距離が短いとエアコンなどの室外機を置いた際にプロペラファンがブロック塀に接触してしまうことがあるのです。

今回も、プロペラファンがブロック塀に接触していたため欠陥に気がついたようです。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事⑥:シロアリ被害

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事6個目はシロアリ被害です。

入居後、玄関にシロアリとシロアリの羽の残骸を発見したという告発がありました。

被害者は施工を担当したオープンハウス・アーキテクトにシロアリがいたことを報告したところ「ちゃんと防蟻工事をした」という回答があったそうです。

実際に工事完了の証明書も発行されています。

しかし、シロアリが発生してしまったことは事実ですから、被害者は駆除業者に依頼して徹底調査する方針のようです。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事⑦:住宅ローン不適切営業

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事7個目は住宅ローン不適切営業です。

本来、住宅ローンを組んで購入した物件を賃貸として貸し出すことは禁止されています。

にも関わらず、オープンハウスの営業マンが"住宅ローンを組んでいる物件を賃貸に出し、新しい物件を買うのはどうか?"と営業していたのです。

賃貸目的で家を購入する場合は、住宅ローンと金利が異なります。そのため、転勤などの特別な事情がない場合は賃貸としての貸し出しを禁止されているのです。

それを知った上で、「私もやっているから大丈夫、バレないです!」などと言い、顧客に住んでいる自宅を賃貸させ新しい家を購入させようとしたのです。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事⑧:不適切工事で隣家の外壁にヒビが入る

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事8個目は不適切工事で隣家の外壁にヒビが入るです。

上記の画像の通り、家の擁壁にヒビが入ってしまっています。

擁壁とは‥
側面の土が崩れるのを防ぐために設置される壁状の構造物のこと

この家の場合、擁壁が崩れると家そのものの地盤が傾く可能性があり、住民の生活に危険が及ぶ可能性があるのです。

実際、擁壁にヒビが入った影響で地盤が沈下しているそうです。

実はこの擁壁にヒビが入ったのは2019年頃、つまり4年半も昔なのです。

にも関わらず、未だに話し合いは進んでおらず住民は我慢の限界だと告発時に話しています。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事⑨:幹部がパワハラ

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事9個目は幹部がパワハラです。

オープンハウスグループで新卒採用を担当する人材開発部の“幹部社員”が、就活生に向かって「オツム弱いじゃん」「ぶん殴るよ」などの暴言をはいていたことが発覚しました。

「僕の人生を否定するようなことを次々と言ってきたのです。学生時代に取り組んだボランティア活動について話すと、『こんなのウチでやっていくこととは関係ない』『オープンハウスで吸収できるように(これまでやってきたこと)全てを忘れろ』などと言われたのです。その後も〈22年の人生を否定〉〈何も肯定しない〉〈自己否定してない期間はノーカン〉などと“自己否定”を強いるようなことをメモするよう指示されました」

引用:文春オンライン

選考中に、何度も人格を否定される言葉をぶつけられた就活生は大きなトラウマを抱えることとなってしまいました。

終了後にX氏に呼び出され、『オツム弱いじゃん』と言われたのです。その場でいきなり『インターン3か条言ってみて』と指示され、言えずにいると『もう忘れちゃったの? 頭悪すぎ』。そして、『あんまりふざけているようだったら、クビ覚悟でぶん殴るよ』と、大きな声で威嚇してきた。企業の採用担当者、しかも幹部クラスの人にこんなことを言われたのは初めてだったので、萎縮してしまいました」

引用:文春オンライン

しかし、オープンハウス側に確認したところこのような発言はしていないと否定したそうです。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事⑩:ローン代行手数料を不正請求

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事10個目はローン代行手数料を不正請求です。

オープンハウスは、仲介手数料とは別でローン代行手数料を請求していたことがわかっています。

しかし、仲介手数料以外に住宅ローン斡旋手数料を取ることは国土交通省が宅地建物取引業法に違反する可能性を指摘しており、問題になっています。

実際に『文春オンライン』では、オープンハウスとは無関係の会社でローンを組んだにも関わらずローン代行手数料を請求された人が取材に答えています。

https://bunshun.jp/articles/-/64514

今回の告発者は支払い前に気がつき、無事に請求を逃れることができたそうです。

しかし、もしすでにローン代行手数料を不正請求され支払っている人がいた場合、宅地建物取引業法違反になる可能性があります。

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事⑪:買った土地から人骨が発見される

オープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事11個目は買った土地から人骨が発見されるです。

オープンハウスから都内の土地を購入し、家を建築する前に地盤調査をしたところ人骨が発見されたのです。

調査したところ、購入した土地は元々墓地があった場所だったのです。

しかしそれを購入者は事前に聞かされていませんでした。

そこで購入者はオープンハウスに心理的瑕疵を理由に土地を3%減額するよう交渉しました。

心理的瑕疵とは‥
不動産の取引に当たって、借主・買主に心理的な抵抗が生じる恐れのある事柄。
具体的には自殺・他殺・事故死・孤独死や、近くに墓地や嫌悪・迷惑施設が立地していること、近隣に指定暴力団構成員等が居住していることなどが例に挙げられる。

しかし、人骨に違法性はなく100年以上前に埋められたものであり、心理的瑕疵には該当しないため減額はできないと言われてしまいました。

オープンハウスは一連の家の欠陥・不正・不祥事にどう対応した?

これまで11個のオープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事をまとめてきました。

これらに対し、オープンハウスの担当者は、どの欠陥に対しても、「ここはこういうもの」「ここは直せない」「費用は払わないスタンスで行って来いと言われている」などと言い、修理対応をしてくれないとのことでした。

4年半前から話し合いが進んでいない物件があるという時点で、対応が難しいことは予想内ではありますが‥

文春オンライン』の取材に対しても「個別の取引内容については回答致しかねます」という回答ばかりでした。

【最新更新中】オープンハウスがやばい?家の欠陥や不正11選まとめ

今回はオープンハウスの家の欠陥・不正・不祥事やそれらに対する対応をまとめました。

いかがでしたか?

今世間を騒がせているビッグモーター然り、今後も企業の不正はどんどん明らかになっていくのかもしれませんね。

ビッグモーターの不正に興味がある方はこちらの記事をご覧ください。

今回の記事は以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

新情報が入り次第追記していきますのでお楽しみに。

 

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