とある夏の地方都市。
春野吉子は彼氏とのセックスを中断して鳴り続ける電話をとると、それは、祖父の訃報だった。二階から、父に声をかけるー 『おじいちゃん、死んじゃったって。』

家族の本音はちょっとしんどい。
「家族」と「わたし」が歩き出す、
これからの物語。


祖父の死をきっかけに、久しぶりに集まった家族たち。
それぞれの事情が表面化し祖父が死んだとき、セックスしていたことに罪悪感を抱いたまま、交錯する「生」と「死」について思いをめぐらせる吉子。家族だからこそ離れられないもどかしさと、ぶつかっても繋がっていられる安心感。何気ない日常という「生」の中で、身近に起こった「死」をきっかけに主人公が一歩踏み出す、滑稽だからこそ愛おしい家族の物語。

CM業界若手NO.1監督・森ガキ侑大 初長編監督×実力派若手女優・岸井ゆきの 初主演

多くの大ヒットCMを手がけ、短編映画『ゼンマイシキ夫婦』で数々の映画賞に輝いた俊英・森ガキ侑大が挑んだ初長編映画。新鋭・山﨑佐保子のオリジナルストーリーと脚本こだわり、3年間温めた本企画で、日本映画界に新風を巻き込む。
主演には、NHK大河ドラマ「真田丸」で注目を集め、映画・ドラマ・演劇にて活躍めざましい最注目の実力派若手女優・岸井ゆきのが映画初主演。“九州の小京都”と賞賛される熊本県人吉市を舞台に、岩松了、光石研、水野美紀、美保純、岡山天音など日本映画界屈指の演技派俳優達が集結した。

前に向かうすべての人を後押しする。主題歌 Yogee New Waves 「SAYONARAMATA」

話題沸騰中のシティポップバンドが書き下ろした、初の映画主題歌。すべての人を包み込むようなメロディが彩ります。

ストーリーロゴ

彼氏とのセックスの浅中に祖父の訃報の電話を受けた春野吉子(岸井ゆきの)。そのことにぼんやりとした罪悪感を抱きながらもあわただしく進んでいく葬儀の準備。久しぶりに集まった家族たちもなんだか悲しそうじゃない。
失業を秘密にする父・清二(光石研)、喪主を務める叔父・昭男(岩松了)、
その元妻・ふみ江(美保純)とひきこもりの従兄(岡山天音)、高校生の娘・千春(小野花梨)。地元を離れた独身の叔母・薫(水野美紀)、東京の大学に通う吉子の弟・清太(池本啓太)も駆けつけ、祖母(大方斐沙子)は家族の顔もわからないほどボケている。
葬儀が進むにつれ、それぞれのやっかいな事情が表面化し、親たちの兄弟ゲンカがはじまると、みっともないほどの本音をぶつけ合いはじめる家族たちに、呆れながらも流れに身を任せていた吉子はーー。

ストーリー2枚目
コレクション写真1
コレクション写真2
コレクション写真3
コレクション写真4
コレクション写真5
コレクション写真6
キャスト紹介ゆきの
岸井ゆきの

1992年2月11日、神奈川県出身。2009年、TBS連続ドラマ「小公女セイラ」でデビュー。その後、映画、テレビ、舞台、CMなど幅広く活躍し、NHK大河ドラマ「真田丸」で真田信繁の側室たか役で注目を集める。

主な出演映画に、『銀の匙 Silver Spoon』『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』『ピンクとグレー』『森山中教習所』『友だちのパパが好き』『光と禿』(MOOSIC LAB 2016 最優秀女優賞受賞)など。

テレビに、TBS日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士」(2018年1月よりシーズン2スタート)、TX「SICKS~みんながみんな、何かの病気~」CX「突然ですが、明日結婚します」TBS「レンタルの恋」、CX「十九歳」(主演)など、多数出演。2017年、主演舞台「気づかいルーシー」再演、劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season 風」(9月15日~11月3日、IHIステージアラウンド東京)など舞台での活躍もめざましい実力派若手女優。特技は側転。

美保さん名前

みほ純写真

美保 純
Jun Miho

(昭男家妻・野村ふみ江)

1960年8月4日、静岡県生まれ。1981年、にっかつロマンポルノ「制服・処女のいたみ」でデビュー。翌年公開の「ピンクのカーテン」が若者の絶大なる支持を集めシリーズ化、ブルーリボン賞新人賞、ゴールデンアロー賞グラフ賞受賞。1983年、 第7回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞、タレント、女優として注目を集める。1984年、『男はつらいよ』にタコ社長の娘・あけみ役で初登場。以後、第33作~39作までレギュラー出演。“寅さんファミリー”の1人となる。1987年、『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』『キネマの天地』にて第10回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。女優としての地位を確立する。最近では、執筆、映像制作も手掛けるなど、独自の世界観の表現を追求している。NHK情報番組「ごごナマ」にレギュラー出演中。

岩松名前

岩松

岩松 了
Ryo Iwamatsu

(春野家長男・春野昭男)

1952年3月26日、長崎県生まれ。劇作家・演出家・俳優・監督として多岐にわたり活動。1980年代後半から劇作家、演出家として頭角をあらわし、1989年、「蒲団と達磨」で第33回岸田國士戯曲賞、1993年に第28回紀伊国屋演劇賞、1998年「テレビ・デイズ」で第49回読売文学賞、1997年『東京日和』(竹中直人監督)で第21回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞など受賞を重ねている。2008年公開の映画『たみおのしあわせ』では監督・脚本を務めた。
2017年、さいたまゴールド・シアター第7回公園「薄い桃色のかたまり」を作・演出(9月21日〜10月1日)が控える。

光石名前

光石

光石 研
Ken Mitsuishi

(春野家次男・春野清二)

1961年9月26日、福岡県生まれ。1978年、16歳のときに『博多っ子純情』で主役デビュー。以降、作品によってまるで別人にみえる高い演技力で、数々の映画、ドラマに出演。山田洋次、相米慎二、岩井俊二、青山真治、行定勲、李相日、廣木隆一、堤幸彦、瀬々敬久、園子温、富永昌敬など日本を代表する監督作品など180本以上の映画に出演。ピーター・グリナウェイ監督『枕草子』テレンス・マリック監督『シン・レッド・ライン』など海外作品にも積極的に参加。2016年『お盆の弟』『恋人たち』で第37回ヨコハマ映画祭助演男優賞受賞。2017年『彼女の人生は間違いじゃない』『散歩する侵略者』(9月9日公開)『アウトレイジ 最終章』(10月7日公開)『南瓜とマヨネーズ』(11月11日公開)が公開。NHK連続ドラマ小説「ひよっこ」TBSドラマ「わにとかげぎす」に出演中。

天音名前

天音

岡山 天音
Amane Okayama

(昭男家長男・春野洋平)

1994年6月17日、東京都生まれ。2009年にNHK 教育「中学生日記シリーズ・転校生」で俳優デビュー。以降、映像を中心に出演を重ねる。最近の主な出演作は、『合葬』『ライチ☆光クラブ』『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ディストラクション・ベイビーズ』『セトウツミ』など。2017 年にはW主演作『ポエトリーエンジェル』が公開のほか、『僕らのごはんは明日で待ってる』『帝一の國』『パーフェクト・レボリューション』(9月29日公開)『氷菓』(11月3日公開)『神様の轍』(秋公開)など公開作が続く。CX「貴族探偵」、NHK 連続テレビ小説「ひよっこ」やauシリーズのCMなどでも活躍。

水野美紀名前

水野

水野 美紀
Miki Mizuno

(春野家長女・薫)

1974年6月28日、三重県出身。
1987年の芸能界デビュー以降、1997年CXドラマ「踊る大捜査線」シリーズなど、女優として多くのテレビドラマ・映画に出演。アクション作品への出演を得意としており、立ち回りシーンも吹き替えなしで演じる。2007年、演劇ユニット「プロペラ犬」を共同主宰、舞台出演・演出や執筆など、多方面で活躍中。2016年、NHKドラマ「逃げる女」主演など。

赤間さん名前

キョーコ

赤間 麻里子
Mariko Akama

(清二家母・春野京子)

1970年8月26日、神奈川県生まれ。1989年より無名塾に在籍。2012年、映画『わが母の記』で役所広司演じる主人公の妻役で映画初出演を果たすなど、映画・テレビ・舞台・海外ドラマの吹き替(声優)をはじめ、女優としてのキャリアを生かし、司会業や舞台の企画・作・演出なども手がけるなど幅広く活躍中。2017年の出演映画に『キセキ-あの日のソビト-』『美しい星』『心が叫びたがってるんだ。』

小野名前

かりん

小野 花梨
Karin Ono

(昭男家長女・野村千春)

1998年7月6日、東京都生まれ。2006年、TBSドラマ「嫌われ松子の一生」で子役デビュー後、女優としてテレビドラマ・映画を中心に活動。主なテレビドラマにTX「鈴木先生」NHK「島の先生」Hulu「フジコ」、映画『南極料理人』『繕い裁つ人』NTV「学校のカイダン」CX「武道館」、映画『残穢-住んではいけない部屋』『ガールズ・ステップ』ディズニー映画「魔法にかけられて」(日本語吹替版)など。

松沢

松澤 匠
Takumi Matsuzawa

(圭介)

1985年5月13日、埼玉県出身。
アルバイト先で豊田利晃監督と知り合い、2010年『蘇りの血』にて映画初出演。自主映画などに出演後、2011年にポツドール「おしまいのとき」で初舞台。以降、城山羊の会、ハイバイ、サンプルなど多数の舞台や映画、ドラマ、CM、MVなど幅広く活躍。主な映画出演作に『オーバーフェンス』『ミュージアム』『SCOOP!』『トイレのピエタ』『味園ユニバース』など。

お方

大方 斐紗子
Hisako Okata

春野家祖母・ハル

1939年3月9日、福島県出身。2014年、NTVドラマ「弱くても勝てます」生徒役俳優座養成所(第10期)卒業後、青年座を振り出しに数多くの舞台・テレビドラマ・映画に出演、声優としても活躍し、演技派女優として揺るぎない地位を固める。NHKドラマ「小暮写真館」「あまちゃん」「八重の桜」「ひよっこ」などに出演。

ごぶ

五歩一 豊
Yutaka Gobuichi

春野家祖父・功

1943年11月17日、富山県出身。長年のサラリーマン生活の経験を活かし、自主公演を実現させ芝居を再開、映画・テレビ・CMなどで活躍。
主な出演作に、NHK大河ドラマ「天地人」、映画『沈まぬ太陽』『ごくせん』、舞台「海暗」「いいよ!」ほか多数出演。

池松

池本 啓太
Keita Ikemoto

清二家長男・春野清太

1997年8月22日、兵庫県生まれ。
2014年、NTVドラマ「弱くても勝てます」生徒役でデビュー。主な出演作品に映画『コントロール・オブ・バイオレンス』『チキンズダイナマイト』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』、舞台『露出狂』、ドラマ「マジで航海してます。」など。

サブキャスト
監督

森ガキ 侑大 Yukihiro Morigaki

1983年広島生まれ。福岡のCM制作会社勤務の後に上京し THE DIRECTORS GUILDに師事、参加。2017年に脚本家山﨑佐保子と《クジラ》を設立。

主なCMにグラブル、資生堂、ソフトバンク、日清カップヌードル、dマガジン、DAIHATSU、JRAなど。2014年、短編映画「ゼンマイシキ夫婦」にて FOX短編映画祭・最優秀賞受賞、小津安二郎短編映画祭・準グランプリ受賞。
その他、CANNES LIONS ACCシルバーなど多数受賞。 現在、映画.CM.ドラマ.MVなどを多数演出している。『おじいちゃん、死んじゃったって。』は初長編映画監督作品。

ヨギーアー写

Yogee New Waves ヨギーニューウェイブス

角舘健吾(Gt.Vo)、粕谷哲司(Dr)、竹村郁哉(Gt)、上野恒星(Ba)による、東京を中心に活動する音楽集団。2013年6月に活動開始。2014年4月にデビューep『CLIMAX NIGHT e.p.』を全国流通でリリース。その後『FUJI ROCK FESTIVAL'14』《Rookie A GoGo》に出演。9月には1st album『PARAISO』をリリース。年間ベストディスクとして各媒体で多く取り上げられる。2015年2月に初のアナログ7inchとして新曲『Fantasic Show』を発表。12月には2nd e.p『SUNSET TOWN e.p.』をリリース。2016年はRISING SUN FES、GREENROOM FES、森道市場、STARS ON、OUR FAVARITE SHINGSなど多くの野外フェスに出演。2017年1月にBa.矢澤が脱退し、Gt.竹村、Ba.上野が正式メンバーとして加入し再び4人編成となり始動。5月17日に2ndアルバム『WAVES』をリリースし初の全国8都市ワンマンツアーを決行し各地SoldOut。はっぴいえんど、松任谷由実、山下達郎、サニーデイサービス。これらの偉大なるポップミュージックの恩恵を受けた僕らの世代にしかできない僕らのポップミュージック。主題歌収録 ニューアルバム「WAVES」発売中(Roman Label/BAYON PRODUCTION) http://yogeenewwaves.tokyo

脚本家

山﨑 佐保子 Sahoko Yamasaki

1984年生まれ、群馬県出身。日本映画学校(現・日本映画大学)で天願大介、斎藤久志、荒井晴彦に師事し、脚本を学ぶ。

「青緑色のスキミーズ」でシナリオ作家協会主催・新人シナリオコンクール佳作, 「あんぽんたんとイカレポンチキ」で第17回函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリを受賞。
その他の脚本作に、ドラマ「道子とキライちゃんの相談室」「ラブホの上野さん Season2」など。10月6日、原作本「おじいちゃん、死んじゃったって。」(幻冬舎文庫)が発売。

撮影:今村圭佑
Keisuke Imamura

CM撮影の他、『帝一の國』(2017年/永井聡監督)、『ユリゴコロ』(2017年/熊澤尚人監督) など手がける。

照明:平山達弥
Tatsuya Hirayama

2010年から太田康裕氏に師事。2016年に独立。CM・PV等を中心に照明技師として活躍中。

録音:横山欣也
Kinya Yokoyama

これまでに多種のミキサーを体験。本作で初めて長編映画の録音からMAを手がけた。

美術:栗林由紀子
Yukiko Kuribayashi

本作で長編映画デビュー。以前では、『そうして私たちはプールに金魚を、』(2017年/長久允監督)に携わる。

編集:平井健一
Kenichi Hirai

森ガキ監督のCM作品の他、山戸結希監督の『おとぎ話みたい』(2014年)、『溺れるナイフ』(2016年)の編集に参加。

小道具・装飾:中島明日香
Asuka Nakajima

大根仁監督『モテキ』(2013年)『バクマン』(2015年)の他、『舟を編む』(2013年/石井裕也監督)に携わる。

スタイリスト:下山さつき
Satsuki Shimoyama

『そうして私たちはプールに金魚を、』(2017年/長久允監督)、森ガキ監督短編映画『ゼンマイシキ夫婦』(2014年)に参加。

ヘアメイク:Nori
Nori

CM、雑誌、テレビ、広告、コレクションなどで活躍。森ガキ監督短編映画『ゼンマイシキ夫婦』(2014年)にも参加。

VFX:須藤公平
Kohei Sudo

『帝一の國』(2017年/永井聡監督)などに参加。

CGプロデューサー:宮武泰明
Yasuaki Miyatake

近年では、三池崇史監督『テラフォーマーズ』(2016年)『ジョジョの奇妙な冒険』(2017年)など多くの作品に携わる。

音楽プロデューサー:戸波和嘉
Kazuyoshi Tonami

多くの広告映像音楽をプロデュース。カンヌライオンズなど世界の広告賞受賞作品に関わる。

作曲:山口由馬
Yuma Yamaguchi

数多くのCM音楽の作曲を手がける他、劇伴やゲーム音楽などの分野を中心に幅広く活動。

フォトグラファー:西山勲
Isao Nishiyama

福岡市を拠点に活動する編集者・写真家・グラフィックデザイナー。旅をしながら世界各地のアーティストを取材、2013年にヴィジュアル誌「Studio Journal knock」を創刊。

人吉について

本映画のロケ地、人吉市は、熊本県南部、鹿児島・宮崎両県との県境にある人口約3万4千の小都市。
九州山地の山々に囲まれ、人吉藩相良氏700年の城下町として栄えた。
そのため人吉城跡や国宝青井阿蘇神社をはじめ史跡や歴史的建造物がこの地方に多数存在し、
その独特な伝統文化により “九州の小京都”と呼ばれている。
また2015年には近隣町村とともに「相良700年が生んだ保守と進取の文化〜日本でもっとも
豊かな隠れ里—人吉球磨〜」として全国に先駆けて日本遺産に認定されている。

その他の観光スポットとしては、市内を流れる日本三急流・球磨川を伝統的な木舟で下る球磨川下りや、
若者向けの激流下りラフティングが、人気のアクテビティである。
また、街なかには80余りの源泉かけ流し温泉があり、由緒ある温泉旅館や風情ある公衆浴場が点在し、
温泉地としても魅力がある。さらに、JR九州肥薩線と地方ローカルくま川鉄道の最寄り駅である人吉駅には、
クルーズトレインななつ星のデザイナー水戸岡鋭治氏デザインの「SL人吉」、
「かわせみ やませみ」など4つの観光列車が集う。

また、明治期からの鉄道遺産が今も稼働しており、鉄道ファンの聖地となっている。
“食”では、豊富な米と清らかな水を活かした「米」の本格焼酎「球磨焼酎」の産地として名高い。
また、尺鮎と呼ばれる天然鮎、行列ができる老舗うなぎ店、餃子・ラーメン店などの
グルメスポットを目当てに全国からファンが訪れる。

熊本県人吉市経済部観光振興課
http://www.city.hitoyoshi.lg.jp/

イントロトップ写真

INTRODUCTION

とある夏の地方都市。春野吉子は彼氏とのセックスを中断して鳴り続ける電話をとると、それは、祖父の訃報だった。 二階から、父に声をかけるー 『おじいちゃん、死んじゃったって。』

家族の本音はちょっとしんどい。
「家族」と「わたし」が歩き出す、
これからの物語。

祖父の死をきっかけに、久しぶりに集まった家族たち。それぞれの事情が表面化し祖父が死んだとき、セックスしていたことに罪悪感を抱いたまま、交錯する「生」と「死」について思いをめぐらせる吉子。 家族だからこそ離れられないもどかしさと、ぶつかっても繋がっていられる安心感。何気ない日常という「生」の中で、身近に起こった「死」をきっかけに主人公が一歩踏み出す、滑稽だからこそ愛おしい家族の物語。

CM業界若手NO.1監督
森ガキ侑大 初長編監督×
実力派若手女優・岸井ゆきの 初主演

多くの大ヒットCMを手がけ、短編映画『ゼンマイシキ夫婦』で数々の映画賞に輝いた俊英・森ガキ侑大が挑んだ初長編映画。新鋭・山﨑佐保子のオリジナルストーリーと脚本こだわり、3年間温めた本企画で、日本映画界に新風を巻き込む。主演には、NHK大河ドラマ「真田丸」で注目を集め、映画・ドラマ・演劇にて活躍めざましい最注目の実力派若手女優・岸井ゆきのが映画初主演。“九州の小京都”と賞賛される熊本県人吉市を舞台に、岩松了、光石研、水野美紀、美保純、岡山天音など日本映画界屈指の演技派俳優達が集結した。


前に向かうすべての人を後押しする。
主題歌 Yogee New Waves
「SAYONARAMATA」

話題沸騰中のシティポップバンドが書き下ろした、初の映画主題歌。すべての人を包み込むようなメロディが彩ります。

STORY

彼氏とのセックスの浅中に祖父の訃報の電話を受けた春野吉子(岸井ゆきの)。そのことにぼんやりとした罪悪感を抱きながらもあわただしく進んでいく葬儀の準備。久しぶりに集まった家族たちもなんだか悲しそうじゃない。
失業を秘密にする父・清二(光石研)、喪主を務める叔父・昭男(岩松了)、その元妻・ふみ江(美保純)とひきこもりの従兄(岡山天音)、高校生の娘・千春(小野花梨)。 地元を離れた独身の叔母・薫(水野美紀)、東京の大学に通う吉子の弟・清太(池本啓太)も駆けつけ、祖母(大方斐沙子)は家族の顔もわからないほどボケている。 葬儀が進むにつれ、それぞれのやっかいな事情が表面化し、親たちの兄弟ゲンカがはじまると、みっともないほどの本音をぶつけ合いはじめる家族たちに、呆れながらも流れに身を任せていた吉子はーー。

CAST

キャスト紹介ゆきの

岸井ゆきの

Yukino Kishii

(春野吉子)

1992年2月11日、神奈川県出身。2009年、TBS連続ドラマ「小公女セイラ」でデビュー。その後、映画、テレビ、舞台、CMなど幅広く活躍し、NHK大河ドラマ「真田丸」で真田信繁の側室たか役で注目を集める。
主な出演映画に、『銀の匙 Silver Spoon』『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』『ピンクとグレー』『森山中教習所』『友だちのパパが好き』『光と禿』(MOOSIC LAB 2016 最優秀女優賞受賞)など。テレビに、TBS日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士」(2018年1月よりシーズン2スタート)、TX「SICKS~みんながみんな、何かの病気~」CX「突然ですが、明日結婚します」TBS「レンタルの恋」、CX「十九歳」(主演)など、多数出演。2017年、主演舞台「気づかいルーシー」再演、劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season 風」(9月15日~11月3日、IHIステージアラウンド東京)など舞台での活躍もめざましい実力派若手女優。特技は側転。

岩松sp

岩松了

Ryo Iwamatsu

(春野家長男・春野昭男)

1952年3月26日、長崎県生まれ。劇作家・演出家・俳優・監督として多岐にわたり活動。1980年代後半から劇作家、演出家として頭角をあらわし、1989年、「蒲団と達磨」で第33回岸田國士戯曲賞、1993年に第28回紀伊国屋演劇賞、1998年「テレビ・デイズ」で第49回読売文学賞、1997年『東京日和』(竹中直人監督)で第21回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞など受賞を重ねている。2008年公開の映画『たみおのしあわせ』では監督・脚本を務めた。
2017年、さいたまゴールド・シアター第7回公園「薄い桃色のかたまり」を作・演出(9月21日〜10月1日)が控える。

みほsp

美保純

Jun Miho

(昭男家妻・野村ふみ江)

1960年8月4日、静岡県生まれ。1981年、にっかつロマンポルノ「制服・処女のいたみ」でデビュー。翌年公開の「ピンクのカーテン」が若者の絶大なる支持を集めシリーズ化、ブルーリボン賞新人賞、ゴールデンアロー賞グラフ賞受賞。1983年、 第7回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞、タレント、女優として注目を集める。1984年、『男はつらいよ』にタコ社長の娘・あけみ役で初登場。以後、第33作~39作までレギュラー出演。“寅さんファミリー”の1人となる。1987年、『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』『キネマの天地』にて第10回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。女優としての地位を確立する。最近では、執筆、映像制作も手掛けるなど、独自の世界観の表現を追求している。NHK情報番組「ごごナマ」にレギュラー出演中。

天音sp

岡山天音

Amane Okayama

(昭男家長男・春野洋平)

1994年6月17日、東京都生まれ。2009年にNHK 教育「中学生日記シリーズ・転校生」で俳優デビュー。以降、映像を中心に出演を重ねる。最近の主な出演作は、『合葬』『ライチ☆光クラブ』『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ディストラクション・ベイビーズ』『セトウツミ』など。2017 年にはW主演作『ポエトリーエンジェル』が公開のほか、『僕らのごはんは明日で待ってる』『帝一の國』『パーフェクト・レボリューション』(9月29日公開)『氷菓』(11月3日公開)『神様の轍』(秋公開)など公開作が続く。CX「貴族探偵」、NHK 連続テレビ小説「ひよっこ」やauシリーズのCMなどでも活躍。

水野sp

水野美紀

Miki Mizuno

(春野家長女・薫)

1974年6月28日、三重県出身。1987年の芸能界デビュー以降、1997年CXドラマ「踊る大捜査線」シリーズなど、女優として多くのテレビドラマ・映画に出演。アクション作品への出演を得意としており、立ち回りシーンも吹き替えなしで演じる。2007年、演劇ユニット「プロペラ犬」を共同主宰、舞台出演・演出や執筆など、多方面で活躍中。2016年、NHKドラマ「逃げる女」主演など。

光石sp

光石研

Ken Mitsuishi

(春野家次男・春野清二)

1961年9月26日、福岡県生まれ。1978年、16歳のときに『博多っ子純情』で主役デビュー。以降、作品によってまるで別人にみえる高い演技力で、数々の映画、ドラマに出演。山田洋次、相米慎二、岩井俊二、青山真治、行定勲、李相日、廣木隆一、堤幸彦、瀬々敬久、園子温、富永昌敬など日本を代表する監督作品など180本以上の映画に出演。ピーター・グリナウェイ監督『枕草子』テレンス・マリック監督『シン・レッド・ライン』など海外作品にも積極的に参加。2016年『お盆の弟』『恋人たち』で第37回ヨコハマ映画祭助演男優賞受賞。2017年『彼女の人生は間違いじゃない』『散歩する侵略者』(9月9日公開)『アウトレイジ 最終章』(10月7日公開)『南瓜とマヨネーズ』(11月11日公開)が公開。NHK連続ドラマ小説「ひよっこ」TBSドラマ「わにとかげぎす」に出演中。

かりんsp

小野花梨

Karin Ono

(昭男家長女・野村千春)

1998年7月6日、東京都生まれ。2006年、TBSドラマ「嫌われ松子の一生」で子役デビュー後、女優としてテレビドラマ・映画を中心に活動。主なテレビドラマにTX「鈴木先生」NHK「島の先生」Hulu「フジコ」、映画『南極料理人』『繕い裁つ人』NTV「学校のカイダン」CX「武道館」、映画『残穢-住んではいけない部屋』『ガールズ・ステップ』ディズニー映画「魔法にかけられて」(日本語吹替版)など。

あかまsp

赤間麻里子

Mariko Akama

(清二家母・春野京子)

1970年8月26日、神奈川県生まれ。1989年より無名塾に在籍。2012年、映画『わが母の記』で役所広司演じる主人公の妻役で映画初出演を果たすなど、映画・テレビ・舞台・海外ドラマの吹き替(声優)をはじめ、女優としてのキャリアを生かし、司会業や舞台の企画・作・演出なども手がけるなど幅広く活躍中。2017年の出演映画に『キセキ-あの日のソビト-』『美しい星』『心が叫びたがってるんだ。』

池本sp

池本啓太

Keita Ikematsu

清二家長男・春野清太

1997年8月22日、兵庫県生まれ。
2014年、NTVドラマ「弱くても勝てます」生徒役でデビュー。主な出演作品に映画『コントロール・オブ・バイオレンス』『チキンズダイナマイト』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』、舞台『露出狂』、ドラマ「マジで航海してます。」など。

おかたsp

大方斐紗子

Hisako Okata

春野家祖母・ハル

1939年3月9日、福島県出身。2014年、NTVドラマ「弱くても勝てます」生徒役俳優座養成所(第10期)卒業後、青年座を振り出しに数多くの舞台・テレビドラマ・映画に出演、声優としても活躍し、演技派女優として揺るぎない地位を固める。NHKドラマ「小暮写真館」「あまちゃん」「八重の桜」「ひよっこ」などに出演。

ゴブsp

五歩一豊

Yutaka Gobuichi

(春野家祖父・功)

1943年11月17日、富山県出身。長年のサラリーマン生活の経験を活かし、自主公演を実現させ芝居を再開、映画・テレビ・CMなどで活躍。
主な出演作に、NHK大河ドラマ「天地人」、映画『沈まぬ太陽』『ごくせん』、舞台「海暗」「いいよ!」ほか多数出演。

まつざわsp

松澤匠

Takumi Matsuzawa

1985年5月13日、埼玉県出身。
アルバイト先で豊田利晃監督と知り合い、2010年『蘇りの血』にて映画初出演。自主映画などに出演後、2011年にポツドール「おしまいのとき」で初舞台。以降、城山羊の会、ハイバイ、サンプルなど多数の舞台や映画、ドラマ、CM、MVなど幅広く活躍。主な映画出演作に『オーバーフェンス』『ミュージアム』『SCOOP!』『トイレのピエタ』『味園ユニバース』など。

堀文明 / 市オオミヤ / 菅裕輔 / 玉置孝匡 / 柳英里紗
町山博彦 / 島袋聖南 / 板橋駿谷

STAFF

監督sp

監督:森ガキ侑大

Yukihiro Morigaki

1983年広島生まれ。福岡のCM制作会社勤務の後に上京し THE DIRECTORS GUILDに師事、参加。2017年に脚本家山﨑佐保子と《クジラ》を設立。主なCMにグラブル、資生堂、ソフトバンク、日清カップヌードル、dマガジン、DAIHATSU、JRAなど。2014年、短編映画「ゼンマイシキ夫婦」にて FOX短編映画祭・最優秀賞受賞、小津安二郎短編映画祭・準グランプリ受賞。その他、CANNES LIONS ACCシルバーなど多数受賞。 現在、映画.CM.ドラマ.MVなどを多数演出している。『おじいちゃん、死んじゃったって。』は初長編映画監督作品。

よぎーsp

主題歌:Yogee New Waves

ヨギーニューウエーブス

角舘健吾(Gt.Vo)、粕谷哲司(Dr)、竹村郁哉(Gt)、上野恒星(Ba)による、東京を中心に活動する音楽集団。2013年6月に活動開始。2014年4月にデビューep『CLIMAX NIGHT e.p.』を全国流通でリリース。その後『FUJI ROCK FESTIVAL'14』《Rookie A GoGo》に出演。9月には1st album『PARAISO』をリリース。年間ベストディスクとして各媒体で多く取り上げられる。2015年2月に初のアナログ7inchとして新曲『Fantasic Show』を発表。12月には2nd e.p『SUNSET TOWN e.p.』をリリース。2016年はRISING SUN FES、GREENROOM FES、森道市場、STARS ON、OUR FAVARITE SHINGSなど多くの野外フェスに出演。2017年1月にBa.矢澤が脱退し、Gt.竹村、Ba.上野が正式メンバーとして加入し再び4人編成となり始動。5月17日に2ndアルバム『WAVES』をリリースし初の全国8都市ワンマンツアーを決行し各地ソールドアウト。はっぴいえんど、松任谷由実、山下達郎、サニーデイサービス。これらの偉大なるポップミュージックの恩恵を受けた僕らの世代にしかできない僕らのポップミュージック。主題歌収録 ニューアルバム「WAVES」発売中(Roman Label/BAYON PRODUCTION)http://yogeenewwaves.tokyo

山崎sp

原作・脚本:山﨑 佐保子

Sahoko Yamasaki

1984年生まれ、群馬県出身。日本映画学校(現・日本映画大学)で天願大介、斎藤久志、荒井晴彦に師事し、脚本を学ぶ。「青緑色のスキミーズ」でシナリオ作家協会主催・新人シナリオコンクール佳作,「あんぽんたんとイカレポンチキ」で第17回函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリを受賞。
その他の脚本作に、ドラマ「道子とキライちゃんの相談室」「ラブホの上野さん Season2」など。10月6日、原作本「おじいちゃん、死んじゃったって。」(幻冬舎文庫)が発売。

撮影:今村圭佑

Keisuke Imamura

CM撮影の他、『帝一の國』(2017年/永井聡監督)、
『ユリゴコロ』(2017年/熊澤尚人監督) など手がける。

照明:平山達弥

Tatsuya Hirayama

2010年から太田康裕氏に師事。2016年に独立。
CM・PV等を中心に照明技師として活躍中。

録音:横山欣也

Kinya Yokoyama

これまでに多種のミキサーを体験。
本作で初めて長編映画の録音からMAを手がけた。

美術:栗林由紀子

Yukiko Kuribayashi

本作で長編映画デビュー。以前では、
『そうして私たちはプールに金魚を、』(2017年/長久允監督)に携わる。

編集:平井健一

Kenichi Hirai

森ガキ監督のCM作品の他、山戸結希監督の『おとぎ話みたい』(2014年)、『溺れるナイフ』(2016年)の編集に参加。

小道具・装飾:中島明日香

Asuka Nakajima

大根仁監督『モテキ』(2013年)『バクマン』(2015年)の他、『舟を編む』(2013年/石井裕也監督)に携わる。

スタイリスト:下山さつき

Satsuki Shimoyama

『そうして私たちはプールに金魚を、』(2017年/長久允監督)、森ガキ監督短編映画『ゼンマイシキ夫婦』(2014年)に参加。

ヘアメイク:Nori

Nori

CM、雑誌、テレビ、広告、コレクションなどで活躍。森ガキ監督短編映画『ゼンマイシキ夫婦』(2014年)にも参加。

VFX:須藤公平

Kohei Sudo

『帝一の國』(2017年/永井聡監督)などに参加。

CGプロデューサー:宮武泰明

Yasuaki Miyatake

近年では、三池崇史監督『テラフォーマーズ』(2016年)
『ジョジョの奇妙な冒険』(2017年)など多くの作品に携わる。

音楽プロデューサー:戸波和嘉

Kazuyoshi Tonami

多くの広告映像音楽をプロデュース。
カンヌライオンズなど世界の広告賞受賞作品に関わる。

作曲:山口由馬

Yuma Yamaguchi

数多くのCM音楽の作曲を手がける他、
劇伴やゲーム音楽などの分野を中心に幅広く活動。

フォトグラファー:西山勲

Isao Nishiyama

福岡市を拠点に活動する編集者・写真家・グラフィックデザイナー。旅をしながら世界各地のアーティストを取材、2013年にヴィジュアル誌「Studio Journal knock」を創刊。

人吉について

本映画のロケ地、人吉市は、熊本県南部、鹿児島・宮崎両県との県境にある人口約3万4千の小都市。九州山地の山々に囲まれ、人吉藩相良氏700年の城下町として栄えた。
そのため人吉城跡や国宝青井阿蘇神社をはじめ史跡や歴史的建造物がこの地方に多数存在し。その独特な伝統文化により “九州の小京都”と呼ばれている。また2015年には近隣町村とともに「相良700年が生んだ保守と進取の文化〜日本でもっとも豊かな隠れ里—人吉球磨〜」として全国に先駆けて日本遺産に認定されている。

その他の観光スポットとしては、市内を流れる日本三急流・球磨川を伝統的な木舟で下る球磨川下りや、若者向けの激流下りラフティングが、人気のアクテビティである。
また、街なかには80余りの源泉かけ流し温泉があり、由緒ある温泉旅館や風情ある公衆浴場が点在し、温泉地としても魅力がある。さらに、JR九州肥薩線と地方ローカルくま川鉄道の最寄り駅である人吉駅には、クルーズトレインななつ星のデザイナー水戸岡鋭治氏デザインの「SL人吉」、「かわせみ やませみ」など4つの観光列車が集う。また、明治期からの鉄道遺産が今も稼働しており、鉄道ファンの聖地となっている。

“食”では、豊富な米と清らかな水を活かした「米」の本格焼酎「球磨焼酎」の産地として名高い。また、尺鮎と呼ばれる天然鮎、行列ができる老舗うなぎ店、餃子・ラーメン店などのグルメスポットを目当てに全国からファンが訪れる。

熊本県人吉市経済部観光振興課
http://www.city.hitoyoshi.lg.jp/

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